2005年06月09日

少子化の中で期待される、できちゃった結婚!?

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■ 少子社会の新潮流

2005/06/09 日本経済新聞 夕刊 17ページより
増える同棲、親も受け入れ
 二〇〇四年の人口動態統計で、合計特殊出生率は四年連続で過去最低を記録した。そうした中で、二十代を中心に妊娠をきっかけに結婚する「できちゃった婚」が増えている。同棲(どうせい)の増加や社会的認知の高まりなどが背景にはある。


 慶応大学の津谷典子教授らが〇四年春に全国の十八―六十九歳の男女一万五千人を対象に実施した「結婚と家族に関する国際比較調査」(有効回答者数九千七十四人)によると、子供がいる既婚女性のうち、二十代後半で三八%、三十代前半で二六%が結婚前に妊娠していた
 岩佐夫妻の披露宴をプロデュースしたラディーブ(東京・港)のウエディングプランナー、長谷川理絵さんは「最近は出産後に挙式するカップルも増えてきた」と指摘。そこからうかがえるのは「隠す」から「喜びを分かち合う」への変化だ。


 厚生労働省が今月初めに発表した二〇〇四年の人口動態統計によると、第一子が産まれた時の母親の平均年齢は二十八・九歳。前年より〇・三歳上がっており、「晩産化」の傾向が一段と進んでいる。
 国立社会保障・人口問題研究所の岩沢主任研究官によると、母親の平均年齢が下がると、一人の女性が生涯に産む子供の人数が変わらないと仮定しても、一時的な出生率の上昇をもたらす。
 さらにその時の出生数の増加が、次世代の母親人口を増加させるメカニズムによって、人口減少を緩和する効果があるという。
 世代別に見ると二十代が圧倒的に多い「できちゃった婚」が今後も増え続ければ、母親の平均年齢を押し下げ、人口減少のペースダウンや、出生率回復に貢献する可能性はある


■ 少子化の中で期待される、できちゃった結婚

どこの統計か忘れましたが・・・おそらく青森だったと思います。結婚相手に求める希望の年収は400万円以上だそうなのですが、実際に20代で400万円を超えているのは3%の確率だそうです。

正直、都心部で働いている人には信じられない数字ですよね。

若年層の所得格差や、女性の社会進出が進み、どんどんと晩婚化が進んでします。先進国の中で、もっとも早いスピードで高齢化社会に突き進む日本。できちゃった結婚に頼らざるをえないのは、悲しく感じますが現実なのでしょう。

でも、当事者にとって、できちゃった結婚はビックリでしょうね。


■ 忘れずに!健康保険から給付金

ビックリするあまり、結構、忘れがちなのが出産育児一時金(結婚している場合は配偶者出産育児一時金)と出産手当金です。

健康保険に加入していれば、子供一人につき最低でも30万の出産育児一時金が受け取れます。双子だと、もちろん60万円。市区町村によっては、さらに上乗せの金額がもらえるところもあります。

出産手当金は、勤務されている方で、産前42日、産後56日の計98日の範囲内で、会社を休んだ日数分で、1日当たり標準報酬日額の6割分が支給されます。こちらは、勤務されている方だけですのでご注意ください。

忘れているともらえないので、しっかり慌てず請求しましょうね。

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