ヤフーは八月にも証券業務に参入する。日興コーディアル証券、イートレード証券と証券仲介業で提携し、パソコン画面上で証券口座の開設を受け付けるほか、専用の金融商品も販売する。銀行やカード事業はすでに手掛けており、総合的な金融サービスを提供する体制が整う。すでに楽天、ライブドアも金融事業を強化しており、最大手のヤフーの証券仲介業参入で、インターネット大手三社の競争に弾みがつきそうだ。
ヤフーはあおぞら信託銀行の買収でネット銀行業務に進出したほか、クレジットカード、自動車・がん保険代理店などは進出済みか計画が進行中。今回の提携で利用者に「銀行・保険・証券・カード」の金融サービスを提供できるようになる。■ 収益性の低い証券業
楽天やライブドアと違って、仲介業での参入を選んだのは、証券業に収益面での不安定さがあるためだ。ひとまず他社との提携で事業リスクを軽減しながら、ノウハウを蓄積する方が得策と判断した。
ついに、ネット業界の巨人ヤフーが証券業に参入することになりました。
ただ、巨人とはいえ、証券業では後発。他社とは違う戦略での参入です。
以前から、証券業界は競争が激しいなと思っていましたが、ヤフーの参入でますます厳しいものとなるでしょうね。
松井証券が株式売買の手数料を無料にしたことは記憶に新しいですが、ヤフーはどのようなことをしてくるのでしょう?
楽しみです。
■ 複数の証券口座を持つべし
各社、株式売買の手数料が、定額制になったり、無料になったりと、1口座に対する収益率が減少していますが、サービスまで減少してきているわけではありません。
オリジナリティあふれるサービスを手がけているところが増えてきました。
例えば、カブドットコム証券や松井証券には、株式配当金自動受取というサービスがあります。
野村ホームトレードには、日経テレコンという日経4紙が無料で見れるサービスがあります。
その他、アイザワ証券はアジアの株式情報に強かったり、マネックスビーンズ証券のように、商品先物ができるところもあります。
複数の口座を持つと、引越しした際に手続が面倒だったり、IDとパスワードの管理が大変になったりしますが、それを補って、自分の資産を増やすための情報をえるチャンスが増えます。
どの口座を開設するか迷ったときは、どちらも開設するようにしてみてください。
今なら、どの証券会社も口座開設するだけなら、口座維持手数料は取られませんし、ネットでアクセスすれば簡単に情報を入手することが可能ですのでおすすめします。
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